2009-01-01から1年間の記事一覧

2009年第四回研究会の報告〜高等教育投資に関する日米比較

第四回研究会は両角亜希子さんに、日米の高等教育投資データが持つ根拠、算出基準、信頼性といった点について発表をいただきました。結論としては、制度的に日米は大きく異なるために、その細部の部分での定義づけには色々と問題がある一方、全体的なデータ…

2009年第四回研究会のお知らせ

サイエンス・スタディーズ研究会第4回目は、科学技術政策関連の話題をとりあげます。 今回は、東京大学大学院教育学研究科で、大学経営の研究をされている両角亜希子専任講師に、「高等教育投資に関する日米比較」というタイトルで発表していただきます。 …

2009年第三回研究会の報告〜製品開発プロセスにおけるデザインの役割

第三回研究会は、長谷川光一研究員に、製品開発のデザインをめぐって発表をお願いしました。特に議論の中心となったのは、このデザインという言葉で意味される領域や専門性がどのような技能や知識に基づいているか、デザインと設計の違いといった基本的な概…

2009年第三回研究会のお知らせ

サイエンス・スタディーズ研究会第三回目は、文部科学省科学技術政策研究所で、技術とイノベーションの関係を研究されている第2研究グループの長谷川光一研究員に、「製品開発プロセスにおけるデザインの役割」というタイトルで、発表していただきます。 先…

2009年第二回研究会の報告〜実験装置の誕生

第二回研究会は、7月17日に山口まりさんに走査型トンネル顕微鏡(STM)の歴史について、発表をお願いしました。近年のラボラトリ研究や、科学史の動向でも、こうした実験装置が持つ科学的実践上の役割の重要性について、関心が高まっていますが、現場でリア…

2009年度第二回研究会のお知らせ

サイエンス・スタディーズ研究会第二回目は、東京大学で科学史を専攻する山口まりさんに、「実験装置の誕生―走査型トンネル顕微鏡(STM)をめぐる歴史と社会」と題して発表をお願いする予定です。 走査型顕微鏡は、探針を用いて、導電性の物質の表面をなぞり、…

2009年度第一回研究会の報告〜サイエンス・マップの挑戦

今年度第一回のサイエンス・スタディーズ研究会は、文部科学省の科学技術政策研で科学の計量的研究をなさっている阪彩香さんに発表をお願いしました。 サイエンスマップは、自然科学の全領域に関して被引用数のトップクラスのものをクラスター化し、さらにそ…

サイエンス・スタディーズ研究会(SSU)の目的

サイエンス・スタディーズ研究会(SSU)は、科学・技術のダイナミズムを社会科学の観点から研究することを目的とした研究会です。 こうした分野は現在研究活動が国際的に活発になりつつあり、しばしばSTS(Science and Technology Studies)の名前でわが…