2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年第七回研究会の報告−政策科学とSTS−日本における「科学技術イノベーション政策のための科学」論議を巡って

第七回研究会は、田原さんに政策科学の現状について発表いただきましたが、単に政策科学の歴史だけでなく、それをSTSの文脈と関連付けながらその功罪を語るという意欲的なもので、規定時間内には収まらないような、多くの論点を含んだご発表でした。政策を科…

2010年第七回研究会のお知らせ

サイエンススタディーズ研究会第七回目は、未来工学研究所 政策科学研究センターの田原敬一郎さんをお迎えして、「政策科学とSTS−日本における「科学技術イノベーション政策のための科学」論議を巡って」というタイトルでお話をうかがいます。 近年、米国にお…

2010年第六回研究会の報告〜開放的アプローチと中間機関-科学と社会を結ぶ制度設計

第六回研究会の吉澤さんの発表は、従来のテクノロジーアセスメントの限界を超えて、あらたな第三世代のTAを探求するという意欲的なものでした。TAを専門家主導型から、より開放的なシステムへと移行させ、さらに従来の関心ある市民だけでなく、より様々なア…

2010年第六回研究会のお知らせ

サイエンススタディーズ研究会第六回目は、東京大学公共政策大学院特任講師の吉澤剛さんをお招きして、「開放的アプローチと中間機関-科学と社会を結ぶ制度設計」というタイトルでお話をうかがいます。 科学・技術と社会に関わるSTS研究者、政策研究者、サイ…

2010年第五回研究会の報告〜科学的判断と社会的判断−GMO論争の分析を通じて

第五回研究会の山口さんの発表は、ご自身のつくばの研究所での経験を出発点に、GMOが社会問題化するプロセスを、社会全体の問題として扱いたい、という関心をどう実証的に扱うかという問題提起から始まりました。社会学的な理論背景として、社会問題の社…

2010年第五回研究会のお知らせ

サイエンススタディーズ研究会第五回目は、ICU国際基督教大学の山口富子さんをお招きして、「科学的判断と社会的判断−GMO論争の分析を通じて」というタイトルでお話をうかがいます。 科学的知見が物事の判断の根拠に成り得ないような状況下では、何を…