2013年第15回研究会のお知らせ

サイエンススタディーズ研究会第15回は、東京大学地震研究所の纐纈一起先生に「地震の科学者が裁かれるということ」といいうタイトルでお話をしていただきます。

昨秋,第一審の判決が出たイタリアのラクイラ地震裁判を例に,科学者が起訴され裁判を受けるということについて議論します。纐纈先生は、資料の収集だけでなく,科学者と告訴団に対して長時間のインタビューを大木聖子氏とともに行っていますが、それらに基づいてラクイラ地震の際の事実関係と問題点を明らかにします。また,日本での例にも触れながら,地震学など自然災害に関わる科学が抱える構造的な問題についても検討します。

日時 2013年6月7日 金曜日 東大駒場キャンパス14号館(部屋は17階706です)。16時半より。